外交部「米国のサイバーセキュリティ上のスパイ行為暴露は国際社会の共通利益」

2023-04-12 21:15:41  CRI

 中国の関連機関が、世界のサイバーセキュリティに危害を及ぼす米国の行為を暴露する報告を発表したことについて、外交部の汪文斌報道官は12日の定例記者会見で、「米国による無法なネット情報のスパイ行為を阻止し、米国のサイバーセキュリティ上の虚偽を暴くことは、国際社会の共通の利益に合致する」と強調しました。

 中国サイバーセキュリティ産業連盟はこのほど報告書を発表し、2010年以降、米国の情報機関が実施したサイバー攻撃、ネットワーク監視やスパイ行為、サイバー兵器や攻撃ツールの流出・拡散など10数件のケースを明らかにしました。汪報道官は、「この報告書は、米政府の関連部門によるサイバー攻撃の歴史、典型的な事例、世界のサイバーセキュリティへの悪影響を全面的に暴いた。その中には、衝撃的なものもあった」と語りました。

 汪報道官は、「米国こそサイバー戦争の張本人であり、高度なサイバー兵器の最大の拡散者であり、世界最大のサイバー情報泥棒であることを、事実が改めて証明した。米国が望むいわゆる『クリーンなネットワーク』と『民主的価値観と利益に合致する技術』とは、米国が自由に情報を盗み、自由に他国を攻撃し、米国の『唯我独尊』を確実にするためのネットワークと技術にすぎない。米国は常に、自国には『低い基準』を、他国には『高い要求』を押し付け、『米国のダブルスタンダード』を振りかざしている」と非難しました。(ミン・イヒョウ、MN) 

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