好調が続く中国造船業、初の大型クルーズ船建造など

2023-04-12 15:15:52  CRI

 今年1-2月、中国の造船業の新規受注量はすでに全世界のシェア62.8%を占めています。中でもハイテク船舶の建造が中国造船業の新たな注目点になっています。また、中国が初めて建造を手掛けた大型クルーズ船が引き渡し前の調整段階に入ったことも注目されています。

 同船は複雑な単体電気機械製品であり、部品数は2500万点に及び、設置されるケーブルは4300キロを超えます。自重は約6.5万トンで、4ミリから8ミリの薄形鋼板が大量に使われています。このクルーズ船は24デッキ構造であり、最大6500人余りを収容できます。宿泊・レジャーエリアは計14デッキに及び、広さ4万平方メートル超の共用エリアには多くのレストランや劇場、ショッピングエリア、ウォーターパーク、ジム、バスケットボールのコートなどのレジャー施設が配置されています。

 中国造船業は2022年までに、完成量、新規受注量、手持ち受注量の三大指標の国際シェアで、いずれも13年連続して世界一を維持しました。今年の1-2月における中国の新規受注量は925万載貨重量トン数(DWT)に達し、世界シェアの62.8%を占めました。(Yan、鈴木)

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