パンダのヤーヤー迎える準備整った=外交部

2023-04-11 19:57:27  CRI

 外交部の汪文斌報道官は11日の定例記者会見で、米メンフィス動物園からまもなく帰国するジャイアントパンダの「ヤーヤー(丫丫)」について、最新の状況を説明しました。

 中国動物園協会とメンフィス動物園が合意したジャイアントパンダ協力研究協定に基づき、双方の協力は今年4月7日に期限が切れ、メンフィス動物園は8日にヤーヤーの送別会を開きました。

 汪報道官は「今後、米国の魚類野生生物局が12日にヤーヤーとローロー(楽楽)の輸出許可証の公示を終了した後で、関連手続きに基づいて輸出許可証の発行を検討する。中国側はすでにヤーヤーを迎えるすべての準備を整えている。米側の協力機関との協調を強化し、輸送前の健康評価を完了させる。許可証の発行後、ヤーヤーを速やかに無事に中国に運ぶ」と示しました。

 汪報道官によりますと、現在、中国動物園協会の専門家と北京動物園の専門技術者2人が米国に滞在し、メンフィス動物園と共同でジャイアントパンダの飼育と看護を展開しており、ヤーヤーの日常的な飼育状況をほぼ把握しているということです。

 汪報道官はさらに、「ヤーヤーの体調は、皮膚病による脱毛がある以外は全体的に安定している。中国側はすでに隔離検疫と飼育の施設、飼育計画、医療保障、飼料供給などの面で、ヤーヤーの帰国を迎える準備を整えた」と表明しました。(任春生、謙)

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