米国 今年100日間だけで銃関連事件の死亡者数1万人超

2023-04-11 14:45:40  CRI

 米国は銃による暴力が世界で最も深刻な国です。銃による暴力の統計を提供する米国のサイト「ガン・バイオレンス・アーカイブ(Gun Violence Archive)」によると、今月10日までの100日間に米国で発生した銃が関連した各種事件の死亡者数は1万1500人、負傷者数は8800人を超えており、平均して毎日少なくとも1件の大規模な銃乱射事件が発生しています。

  同サイトの統計によると、米国内で発生した大規模な銃乱射事件は2014年には273回でしたが、2022年には647回と倍以上に増加しました。銃乱射事件による死亡者数は年間数万人にも達しており、2022年だけでも4万人以上に上りました。

  銃乱射事件が頻発することで、人々の生命権という基本的人権が深刻に侵害されています。しかし、過去数十年間、政府はこの問題の解決に向け、いかなる実質的な取り組みも行っていません。銃の氾濫、利益集団によるロビー活動、ガバナンスの失敗が、米国で銃乱射事件の悲劇が絶えない根源になっています。(朱、坂下)

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