北京
PM2.577
23/19
「56の民族、56輪の花」(再放送)
担当:孟群
孟群アナが担当する「56の民族、56輪の花」を再放送いたします。3回連続してお送りいたします。
今日は中国の少数民族のトゥチャ族とサラール族、ウイグル族などの食生活をご紹介いたします。
サラール族の若者たち
トゥチャ族の主な居住地は、湖南省をはじめ、湖北省、重慶市、貴州省など、中西部の内陸です。中国全土で大人気の「麻辣香鍋」は、元々はトゥチャ族の料理。北京でも数多くのレストランで食べられています。辛い物やカホクザンショウ(山椒)の風味が苦手な方でも、店員さんに頼めば味を調整できますので、誰でも楽しめる一品です。
続いて紹介するのは、青海省を主な居住地とするサラール族です。サラール族の料理はシンプルで、昔ながらの素朴なものです。サラール族はミルクティーと麦茶を好みます。麦茶は麦の粒をしっかりと色が付くまで煎ってから砕き、塩などの調味料を入れて陶器で煮て作ります。味は苦めのコーヒーに似ているそうです。
そして、ウイグル族の食生活ですが、ウイグル族は全民族的にイスラム教を信仰しており、イスラム教の2大祭り「ローザ節」と「クルバン節」の祝いを盛大に行います…