外交部 「台湾の未来は祖国統一にある」

　外交部の毛寧報道官は7日の定例記者会見で、「台湾の未来は祖国統一にある」と強調しました。

　毛報道官は席上、「まず、台湾問題は決して民主の問題ではなく、中国の主権と領土保全に関わる問題だ。台湾は中国領土の不可分の一部であり、中国の主権と領土保全はこれまで切り離されたこともなければ、今後も切り離されることが許されない。一部の国は、『民主主義と権威主義との対立』だと喧伝し、民主の名のもとに『台湾独立』分裂勢力を支持し、『台湾をもって中国をけん制する』ことをしでかしている。これは非常に危険なやり方であり、成功する見込みなどはない。台湾の前途は祖国統一にあり、台湾同胞の利益は民族の復興が要になる。大陸と台湾の制度の違いは統一の障害ではなく、ましてや分裂の口実にもならない。平和的統一、一国二制度、台湾の実情を十分に考慮すること、統一後の台湾の長期的安定に資することは、われわれが台湾問題を解決するための基本方針であり、国家統一を実現するための最良の方法でもある」と強調しました。（閣、MI）