秦外交部長 インドネシアの対中協力責任者と会談

2023-04-06 13:09:56  CRI

 秦剛国務委員兼外交部長は5日、北京市内でインドネシアの対中協力責任者のルフット海事・投資担当調整大臣と会談しました。

 秦外交部長は、「今年は中国とインドネシアが全面的戦略パートナーシップを樹立して10周年に当たり、両国運命共同体の共同建設の『元年』でもある。両国関係は新たな歴史の出発点に立っている。中国は、インドネシアと共に両国指導者の戦略的な導きに準拠して戦略的相互信頼を一層増進し、実務協力を強化し、手を携えて現代化に向けて歩み、地域の発展と繁栄を共に促進していきたい」と述べました。

 秦外交部長はまた、「インドネシアは今年のASEAN議長国だ。インドネシアが自らの優位性を十分に発揮し、地域諸国の団結と協力の強化を推進することを期待する」と表明し、「中国はASEANの中心的地位をインドネシアと共に守り、東アジア協力を正しい方向にけん引し、地域の平和、安定、発展と繁栄をしっかり守っていきたい」と述べました。

 ルフット大臣は、「インドネシアと中国は互いに尊重し、互いに強く信頼している。双方の協力は実りが多く、互恵とウィンウィンを実現している」と述べ、「インドネシアは引き続き中国とのジャカルタ・バンドン高速鉄道などの重点プロジェクトを推し進め、科学技術、海洋、漁業、衛生・医療などの分野で協力を深め、インドネシア・中国運命共同体を構築していきたい」と述べました。

 双方はまた、共に関心を寄せる国際及び地域の問題についても意見を交換しました。(雲、鈴木)

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