パトロールスタッフが野生パンダとツーショット撮影

2023-04-06 15:45:06  CRI

 中国南西部の四川省綿陽市にあるジャイアントパンダ国家公園王朗エリアのパトロールスタッフの張銀珠さんはこのほど、山を巡回中に野生のパンダに至近距離で遭遇しました。張さんは携帯電話を取り出してパンダとツーショットを撮りました。パンダは何度も振り返って張さんと目を合わせた後、ゆっくりと木の茂みに潜り込んだということです。

 張銀珠さんとパンダのツーショット

張銀珠さんが撮影したパンダ

 張さんがパトロール中に野生パンダに遭遇したのは今回が2回目で、今回は前回よりも距離が近かったそうです。

 地元の林業草原局職員によりますと、春は野生パンダの発情期で、撮影された動画を分析したところ、この成年パンダは、川の対岸にある生息地から林区の道路を通って反対側の生息地に向かい、交配相手を探していた可能性が高いということです。

 張さんがパンダと遭遇したことが報じられると、専門家は「パンダはクマでネコではない。野生の成年パンダは、かむ力がツキノワグマより強く、走る速さは人より速い。とても危険なので、挑発したり近づいたりしないように」と注意喚起しました。(藍、柳川)

 

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