党中央台湾事務弁公室 蔡英文氏の米国「トランジット」に声明を発表

2023-04-06 13:00:06  CRI

 中国共産党中央委員会台湾事務弁公室の報道官は6日、蔡英文氏の米国入国についての声明を発表しました。

 声明は、「中国台湾地区の指導者蔡英文氏は4月6日、『トランジット』を名目に米国に入国し、米国のマッカーシー下院議長と会談した。これは民進党当局が『米国に頼り独立を図る』もう一つの挑発行為だ。われわれは強く非難し、『台湾独立』分裂勢力およびその行為を厳しく懲罰する断固たる措置をとり、国家主権と領土保全を断固として守る』と述べました。

声明はまた、「民進党当局は、情勢を誤判断し、手段を選ばず外部勢力を取り込み、『独立』に向けた挑発行為を臆面もなく繰り返し、民族の利益を売り渡してきた。『トランジット』は名目にすぎず、『独立を企てる』ことこそが真の狙いだ」と指摘しました。

 声明はさらに、「祖国の完全な統一を実現することは中華民族全体の共通の願いであり、民族復興の大義だ。祖国は統一せねばならない。また統一は必然的に実現する。蔡英文氏と民進党が一党の私利のために米国の反中勢力の先棒を担いでも、台湾が中国の一部であるという事実を変えることはできないばかりか、台湾を危険な境地に陥れ、広範な台湾同胞に深刻な災いをもたらすだけだ」と警告しました。(閣、鈴木)

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