習近平国家主席 マレーシア首相と会見

2023-03-31 22:52:16  CRI

 習近平国家主席は31日午後、北京の人民大会堂で中国を公式訪問しているマレーシアのアンワル・イブラヒム首相と会見しました。

 習主席は、両国の関係について「友好の歴史は長く、両国関係の発展は域内諸国で先頭を走っている」と述べました。また、今年は両国の全面的な戦略的パートナーシップ樹立10周年で、来年は国交樹立50周年を迎えることについて触れた上で、「中国訪問期間中に達成する両国運命共同体の共同建設に関する合意は、両国関係の新たな歴史の一ページを開くに違いない」と示しました。次の段階の両国関係については「双方が関係発展と各分野の協力を、バランスよく推進する必要がある」とし、両国関係の安定的かつさらなる発展を推し進め、両国域内の繁栄と発展に新たな原動力を注いでいく考えを示しました。

 アンワル首相は「全力を挙げて中国と協力し、関連提案の実行と発効を推進し、『一帯一路』の共同建設に関する協力を推進する」というマレーシアの立場を示しました。また「中国は歴史上、他国を侵略したことがない。このほど、中国がサウジアラビアとイランの北京での対話を成功させたことは、中国が平和促進の面で発揮する建設的な役割が改めて示された」とし、東南アジア諸国連合(ASEAN)が独立自主の力として、地域情勢の緊迫化とエスカレートの回避に向けて積極的な役割を果たしていく意欲を示しました。(朱 CK)

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