「中国軍は自国領土の主権と海洋の権益を断固守る」=国防部

2023-03-30 22:47:16  CRI

 国防部の譚克非報道官は30日、日本の外相とフィリピンの国防相が先ごろ、中国が東海と南海で軍事活動を強化していることに懸念を示したことについて記者の質問に答えました。

 譚報道官は、「中国はアジア太平洋地域の平和と安定の維持に尽力している。国家間の協力は地域の平和と安定に資するべきであり、第三者を標的にしたり、第三者の利益を損ねたりしてはならないと一貫して主張している。ある時期以来、一部の国は冷戦思考とゼロサムゲームの概念にとらわれており、いわゆる『中国の脅迫』や『中国の軍事的脅威』などを口実に、「スモールヤード・ハイフェンス(限定された先端技術を厳重に管理するため敷居を高くする戦略)」や軍事力の拡張を行ってきた。中国はこれに断固として反対する」と述べました。

 さらに、「強調しておかなければならないのは、釣魚島とその付属島嶼は中国固有の領土であるということだ。中国は南海諸島とその付近の海域に対して争う余地のない主権を有している。釣魚島や南海などの問題における一部の国からの権利侵害や挑発行為に対し、中国軍は必要な措置をとり、自国領土の主権と海洋の権益を断固として守る」と示しました。(ミン・イヒョウ、MI)

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