北京
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現在開催中のボアオ・アジアフォーラム2023年年次総会に付帯して、28日午後には「『一帯一路』による発展のチャンスの共有」と題するサブフォーラムが行われました。出席者は、「一帯一路」イニシアチブが提起されてから10年間にわたり、世界の公共財として沿線諸国にもたらした初期段階の収穫や発展の利益、さらに潜在的なチャンスをめぐって議論しました。
パキスタンのイクバル計画開発改革相
パキスタンのイクバル計画開発改革相は「私どもは工業化と新技術の面で大きな資金不足の問題を抱えている。例えば2013年には、私どもの電力施設が非常に不足したために、1日の電力供給が12~16時間しかなく、皆が電力危機を憂慮した。当時、私たちに投資してくれたのは中国の『一帯一路』プロジェクトだけだった」と説明しました。
カザフスタンのアスタナ国際金融センターのレナート・ベコトゥルウォフ総裁
カザフスタンのアスタナ国際金融センターのレナート・ベコトゥルウォフ総裁は「最新のデータによれば、カザフスタンを経由する『中部回廊』は現在までに150万トンの貨物を輸送した。さらに、カザフスタンの輸出貿易額も中部回廊のおかげで7倍に増えた。インフラ施設の相互連結により、貨物輸送だけでなく、より多くのビジネスチャンスがもたらされている」と述べました。
ヨーロピアンハウス・アンブロセッティのボルツァッタ取締役
欧州のコンサルティング会社であるヨーロピアンハウス・アンブロセッティのボルツァッタ取締役は「『一帯一路』イニシアチブがあったからこそ、各国はアジアや中国と緊密に結びつき、グローバル化の発展のために動力を注いでいられる。直面している『不確定な世界』について、『一帯一路』が未来の持続可能な発展をけん引し支援する役割が浮き彫りになった」と述べました。(ミン・イヒョウ、鈴木)