米台の公式往来に断固反対=外交部

2023-03-29 17:33:17  CRI

 外交部の毛寧報道官は29日の定例記者会見で、「中国側はいかなる形の米台公式往来にも断固反対する。台湾当局の指導者がいかなる名目、いかなる理由であれ米国を訪問することに反対し、米国が一つの中国の原則に背き、台湾当局といかなる形の接触を行うことにも断固反対する」と強調しました。

 毛報道官は、「蔡英文氏が中南米訪問の際に米国で『トランジット』する問題について、中国側は何度も米国側に厳正な申し入れを行った。台湾当局指導者の今回の『トランジット』の真の目的は、『台湾独立』の突破口を見出し、それを宣伝することにある。米国側はひたすら『台湾独立』分裂勢力を支持しており、その性質は極めて劣悪だ。中国側の反応は決して過剰なものではない」と述べました。

 毛報道官はさらに、「この問題を引き起こしたのは中国側ではなく、米国側と『台湾独立』分裂勢力だ」として、「一つの中国」の原則と中米の三つの共同コミュニケの規定を順守し、いかなる形の米台公式往来をも停止するよう米国側に促すとともに、事態の進展を注視し、国家の主権と領土保全を断固として守る決意を示しました。(ZHL、MN)

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