習主席、サウジアラビアのムハンマド皇太子兼首相と電話会談

2023-03-28 18:32:39  CRI

 習近平国家主席は28日、サウジアラビアのムハンマド皇太子兼首相と電話会談しました。

 習主席はその中で、「現在、中国とサウジアラビアの関係は歴史上最も良い時期にある。昨年末、私の貴国訪問に際し、リヤドで第1回中国・アラブ諸国サミットと中国・湾岸協力会議(GCC)サミットを成功裏に開催したことで、両国の関係発展が大きく推進され、中国と湾岸協力会議、アラブ諸国との関係発展が促進されて、中東地域の情勢に望ましい影響を与えた」と表明しました。

 また、「先頃、中国、サウジアラビア、イランの共同の努力の下で、サウジアラビアとイランが北京で対話を行い、重要な成果を収めたことは、両国の関係改善や地域諸国の団結と協力の強化、緊張情勢の緩和の模範となるような効果を持っており、国際社会から評価されている。最近、地域国家間の関係改善が大きく進んでいることは、人々が対話を通じた相違点の解決を望んでおり、それが時代の流れと各国の利益に合致することを十分に示している。サウジアラビアとイラン両国が善隣友好の精神を持ち、北京での対話の成果を踏まえて絶えず関係を改善していくよう望んでいる。中国は引き続き両国の今後の対話のプロセスを支持していく」と述べました。

 一方、ムハンマド皇太子兼首相は、「中国がサウジアラビアとイランの関係改善を強く支持してくれたことに心から感謝している。これは中国の責任を果たす大国としての役割を十分に示している」とし、「中国は地域と国際問題において日増しに重要な建設的役割を果たしている。中国はサウジアラビアの重要なパートナーである。我々は中国との関係の発展を非常に重視し、中国と共に努力し、両国の協力関係の新たな未来を切り開いていきたい」と語りました。(閣、坂下)

ラジオ番組
KANKAN特集