外交部 民主を名目に分裂を作るな

2023-03-28 18:38:35  CRI

 外交部の毛寧報道官は28日の定例記者会見で、ロシア外務省の報道官が米国による第2回「民主主義サミット」の開催に関して、「米国には他国の民主主義問題についてあれこれと口出しするいかなる道義的資格もなく、米国が民主主義の定義を独占することに反対する」と表明したことを受けて、中国はロシアの態度表明を高く評価すると述べました。

 毛報道官はまた、「米国は自国が抱える多くの弊害を無視し、『民主』を旗印に、またもや、いわゆる『民主主義サミット』を開催して、公然とイデオロギーによる線引きを行い、世界に分裂を生じさせた。これは、民主主義の精神を冒涜し、踏みにじるものであり、『偽りの民主主義、実態は覇権主義』という米国の正体を暴き出している」と指摘しました。

 さらに、「今日の世界に必要なのは、民主を名目に分裂を生じさせ、唯我独尊の一国主義を推進することではなく、『国連憲章』の趣旨と原則に基づいて団結と協力を強化し、真の多国間主義を堅持することだ。我々は米国に、他国への指図をやめ、『民主』を名目とした他国の内政への干渉をやめるよう忠告する」と述べました。(閣、坂下)

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