エアバス天津工場 初めてA321機を引き渡し

2023-03-27 11:47:02  CRI

 (中国で最終組み立てを終えた初のエアバスA321旅客機)

 アジア唯一のエアバス最終組立ラインである、エアバス天津工場で組み立てられた初のA321neo(New Engine Option)型旅客機は24日、正式に航空会社に引き渡されました。

 今回引き渡されたA321neo機はエアバス社が開発したナローボディ(単通路)機の中で最大の機種です。244席あり、最大航続距離は8700キロに及びます。ヨーロッパ以外の初の最終組立工場として、2022年8月、天津にあるエアバスA320シリーズ旅客機の組立ラインがモデルチェンジし、A321機の生産と引き渡し能力を備えました。これは同組立ラインにとって、2008年の運営開始以来、最大規模のモデルチェンジと改造でした。

 中国北方の天津市にあるエアバスアジア最終組立工場から2009年、初のA320 機が引き渡されました。今まで計600機以上のA320 シリーズ機がここで組み立てられ、引き渡されました。現在、同組立ラインは月間6機のA320シリーズ機を組み立てる生産能力を持っています。(Lin、野谷)

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