【CRI時評】中国とホンジュラスが国交樹立、「一つの中国原則の堅持は国際的大義」を再び証明

2023-03-27 13:13:40  CRI

 ホンジュラスが台湾当局との「断交」を宣言し、中華人民共和国とホンジュラスは26日、国交樹立を宣言した。これにより、世界には中国と国交を樹立した国が182ある一方で、台湾当局と外交関係を維持する国は残りわずか13となった。この強烈な対比が物語るのは、一つの中国原則が、国際社会における普遍的な共通認識であり、公認された国際関係の準則であるということだ。ホンジュラスの選択は、大勢に順応し、人心に合致し、歴史の正しい側と絶対多数の国の側に立つものだ。

 近年、パナマ、エルサルバドル、ニカラグア、ホンジュラスといった台湾当局と外交関係を維持していた国が相次いで台湾当局との「断交」を選択し、中華人民共和国と国交を樹立もしくは国交を回復したことは、一つの中国原則に基づいて行った政治的選択であり、世界の大勢に順応し、国益に合致し、民衆の願望を反映したものだ。ホンジュラスのレイナ外相が述べているように、「中国との国交樹立は政治的決定であり、世界は常にこの方向に発展している」。

 ホンジュラスが、一つの中国原則の順守を約束し、中国と共に両国関係をさらに密にして、各分野での協力を全速力で推進していくことは、二国間関係が「幸先の良いスタートを切る」ことへの双方の心からの願いの現れだ。中国とホンジュラスの実務協力と互恵・ウィンウィンは、両国民に幸福をもたらすだけでなく、発展途上国の団結と協力の強化や国際関係の民主化の推進に対しても重要な影響を及ぼすことになる。

 中米の重要な国であるホンジュラスが目下直面している突出した問題が発展問題だ。米国は常に中南米を自分たちの「裏庭」と見なし、長期にわたり「モンロー主義」を掲げて中南米諸国の内政に粗暴に干渉し、そうした国々と他国との友好協力を妨害してきた。米国は2020年に「台北法案」を成立させ、中国との国交樹立を望む国々に報復すると脅した。ニューヨーク・タイムズは、ホンジュラスと台湾の「断交」について、「台湾に対する打撃であり、米国の挫折・失敗でもある」と論じている。

 台湾は中国の領土の不可分の一部だ。一つの中国原則の堅持は国際的大義であり、「台湾独立」勢力の流れに逆らう動きは失敗する運命にある。いかなる人も、中国人民の国家の主権と領土の完全性を守る強固な決意、確固たる意志、強大な能力を見くびってはならない。ますます多くの国が歴史の正しい側に立つのを事実が証明することになるだろう。(CRI論説員)

 

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