米国は国際的人権義務を履行し、自国の人種差別問題を解決すべき=外交部

2023-03-27 20:13:15  CRI

 3月25日は「奴隷および大西洋間奴隷貿易犠牲者追悼国際デー」です。中国外交部の毛寧報道官は27日の定例記者会見で、記者の関連質問に答えました。

 毛報道官は「あらゆる形の人種差別主義をなくし、誰もが平等に尊厳と権利を享受できるようにすることは、国連憲章の精神であり、国際的な公平と正義の体現でもある」と述べました。その上で「残念ながら、今もなお、奴隷制や奴隷密売のネガティブな影響は解消されていない。人種差別主義、差別、不平等は一部の国では依然として根が深い。一部の西側国家は市場、資源、安価な労働力を強奪するため、不法に軍事介入し、一方的な強制措置を実施し、他国に対していわゆる『民主化改造』を企てている。さまざまな新植民地主義と覇権主義の行為により発展途上国の国民の人権が大きな危害を被っている」と指摘しました。

 また、毛報道官は「歴史を忘れることは裏切りを意味する」と述べ、「米国は国際的人権義務を着実に履行し、自国の体系的な人種差別主義と人種差別問題を解決し、刑事免責を処罰するとともに、他国の内政に干渉することや安定を破壊する行為をやめるべきだ」と強調しました。(ヒガシ CK)

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