上海空港の就航便数が2019年同期の約8割まで回復

2023-03-27 15:18:21  CRI

  中国の民用航空では26日から夏・秋運航スケジュールがスタートしましたが、この日、虹橋空港の国際線と香港・マカオ・台湾路線が全面的に運航を再開しました。夏・秋運航スケジュールは10月28日までの217日間ですが、中でも特に注目すべきは国際線と香港・マカオ・台湾路線の大幅な再開です。

 夏・秋運航スケジュールでは、上海浦東、虹橋の両空港で1日2225便の運航を計画しており、これは2019年の同期間の約8割となります。この内、国内線の便数は2019年の同期間の118.5%まで回復し、国際線と香港・マカオ・台湾への便数は2019年の同期間の62.4%まで回復すると見込まれています。さらに、米国のボストン、ドイツのミュンヘン、イタリアのミラノ、インドネシアのジャカルタとバリ島、韓国の済州など11の就航都市への便が再開される見通しです。

 また、浦東空港では、夏・秋運航スケジュールの開始当初の1日当たりの国際線、香港・マカオ・台湾路線の旅客便は延べ200便を超え、スケジュール切り替え前より3分の1増えるということです。また、大陸間路線の便数は30便を超え、就航都市数は2019年の同期間の6割まで回復する見込みです。その中で、中国国内から東南アジア、オーストラリア、ニュージーランドなどの人気観光地への路線や、日韓路線の運航便数も急速に増加する状況を呈しています。虹橋空港では国際便と香港・マカオ・台湾便を週に314便運航する予定で、2019年より22便増え、新型コロナ感染症発生前の水準に回復する予定です。(閣、坂下)

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