中国は一貫して開放型の世界経済を推進=外交部

2023-03-24 19:34:01  CRI

 外交部の毛寧報道官は24日の定例記者会見で、「中国は一貫して開放型の世界経済を提唱・推進しており、高水準の対外開放を加速させ、質の高い発展を促し、周辺諸国を含む世界経済の回復と成長に原動力を提供しつづけていく」と説明しました。

 報道によると、カンボジアのフン・セン首相はこのほど、「中国の経済成長はカンボジアだけでなく東南アジア諸国連合(ASEAN)全体に利益をもたらしている。中国の発展を弱めたり、阻止したりすることは誰にもできない」と述べた上で、「悪質な競争がもたらすものは『つぶし合い』だけであり、協力を強化してこそ互恵とウィンウィンが可能だ。カンボジアはいかなる国とであれ、『結託』して他の国を封じ込めたり、抑制したりすることはない」と強調したとのことです。

 毛報道官は同発言について、「フン・セン首相の態度表明は、地域の国々が衝突や、対立、脅迫・いじめに反対し、平和と協力を求めていることを十分に反映するものだ。同時に、地域で徒党を組み、デカップリングやサプライチェーンの切断を強行することは、人心を得られないことを十分に物語っている」と指摘し、「中国は一貫して『親誠恵容(親睦・誠実・互恵・包摂)』による周辺国との外交指針を堅持し、地域諸国との互恵協力をたえず深化させている。地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の発効により、昨年は中国とASEANの貿易額に15%の大幅増がもたらされた」と説明しました。(ZHL、鈴木)

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