CMG「中国式現代化と世界の新たなチャンス」香港特別シンポジウム開催

2023-03-23 16:08:03  CRI

 中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)アジア太平洋総局の主催による「中国式現代化と世界の新たなチャンス」をテーマとする香港特別シンポジウムが23日に開催され、関連する特別番組も配信されました。シンポジウムに出席した香港特別行政区政府財政司の陳茂波司長、全国人民代表大会(全人代)常務委員会の李慧瓊委員、中国人民政治協商会議全国委員会の蔡冠深常務委員、全国香港マカオ研究会の譚耀宗副会長らはいずれも、「香港各界は『一国二制度』を全面的かつ的確に貫徹し、国家戦略計画と深く結びつけ、中国式現代化の推進に積極的に参与し、国家発展の大局によりよく溶け込まねばならない」などと主張しました。

「中国式現代化と世界の新たなチャンス」香港特別シンポジウム

 香港特別行政区政府財政司の陳茂波司長は、「香港は『一国二制度』を全面的かつ的確に貫徹し、高付加価値発展の核心をしっかりとつかみ、国家発展の壮大な青写真の中での自らの立ち位置を定めねばならない。香港は金融、イノベーション、貿易などの分野で、人民元オフショア商品をさらに刷新し、関連インフラプロジェクトのレベルを向上させ、国内と国際の循環における投資及びリスク管理の必要性をよりよく満たし、人民元の国際化プロセスを助け、高付加価値貿易及び海上運輸サービス業の発展を推進し、国際社会と中国本土のグリーン標準の認証と連結を積極的に推進し、中国本土と国際市場の連結と相互作用を促進していく」と述べました。

香港特別行政区政府財政司の陳茂波司長

 全人代常務委員会の李慧瓊委員は、「香港は国際社会と結びついた現代化都市として、都市管理や社会ガバナンスでの成功経験を生かし、大湾区(広東・香港・マカオ・グレーターベイエリア)都市群の良質な生活圏の構築に協力せねばならない。香港各界は国家発展戦略における香港の位置づけを理解し、全国国民と新たな道のりで共に奮闘し、共に使命を担わなければならない」と強調しました。 

全人代常務委員会の李慧瓊委員

 このシンポジウムは、香港電台(RTHK)、鳳凰衛視(フェニックステレビ)、香港大公文匯集団など香港やマカオの主要メディアが生中継しました。(ミン・イヒョウ、鈴木)

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