外交部 米に対話交渉によるウクライナ危機の政治的解決への取り組みを希望

2023-03-23 19:40:26  CRI

 外交部の汪文斌報道官は23日の定例記者会見で、ウクライナ問題について、「米国が対話交渉を通じてウクライナ危機の政治的解決に本格的に取り組むことを希望する」と表明しました。

 汪報道官はまた「中国はウクライナ危機の製造者でもなく、危機の当事者でもない。政治的に危機を解決する提唱者で、交渉による平和的な解決の推進者である」と述べました。その上で、秦剛国務委員兼外交部長の言葉を引用し、「一部の国は地政学的私利から、平和的な交渉への努力を阻止するだけではなく、様々なデマを作り、中国を攻撃し、泥を塗る。中国が平和のために奔走している時に、米国はさらに3億5000万ドル相当の武器装備を提供すると発表した。誰が刀を渡し、火に油を注ぐのか、誰が平和を勧め、交渉を促進しているのか、世界の人々ははっきり見ているだろう」と述べました。

 また、「中国は政治的私利を持たず、地政学的な操作をしない。誠意を持って平和会談の促進に取り組み、停戦を推進している。米国が平和に反する言動を是正し、国際社会と共に、対話と交渉を通じてウクライナ危機の政治的解決を推進することに真剣に取り組むことを望む」と述べました。(藍、CK)

ラジオ番組
KANKAN特集