「中国式現代化と世界の新たなチャンス」中露メディア円卓会議がモスクワで開催

　ロシアのモスクワ国際関係学院で現地時間22日、中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）とロシアの国営テレビRTが共同主催する「中国式現代化と世界の新たなチャンス」中露メディア円卓会が開催されました。

　中国共産党中央委員会宣伝部副部長で中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）台長兼編集長の慎海雄氏はロシアの主要メディアや大学の責任者、中露両国の政府関係者、専門家や学者の代表らと共に「自国の国情に合った現代化の道」というテーマで議論を繰り広げました。出席者は、中国が自国の国情に合った現代化の道を歩み、他国に成功のモデルを提供し、人類文明の新たな道を切り開いたとの認識で一致しました。

 慎海雄中央宣伝部副部長兼CMG総台長

 　慎副部長は「10年前、習近平国家主席はモスクワ国際関係学院で、人類運命共同体の構築という重要な理念を世界に向けて初めて体系的に示した。これは、国際社会の幅広い共感を呼び、人々の心に深く浸透した。また、この10年間、習主席は『一帯一路』イニシアチブ、グローバル発展イニシアチブ、グローバル安全保障イニシアチブ、グローバル文明イニシアチブを提唱し、人類運命共同体理念の意味合いと実践の道を豊かにし、世界の変化、時代の変化、歴史の変化に対応する中国のソリューションを提供して、国際社会の熱烈な反響を呼んだ。さらに、百年に一度の未曾有の大変局に直面して、習主席は『中国式現代化』という大きな時代の課題を創造的に提起し、崇高な使命を持つ偉大な政治家としての知恵、気迫、決意を示した」と述べました。

 ロシア連邦議会国際問題委員会デニソフ第一副委員長

 　ロシア連邦議会国際問題委員会のデニソフ第一副委員長は、「ロシア側は習主席が提起した人類運命共同体の構築と『一帯一路』イニシアチブを支持し、グローバル安全保障イニシアチブの枠組みの中で世界の平和と安全を共に守っていく」と述べました。（ヒガシ、MN）