米の「ガードレール」は技術封鎖であり保護主義的行為=外交部

2023-03-22 21:54:16  CRI

 外交部の汪文斌報道官は22日の定例記者会見で、半導体に関する米国側のいわゆる「ガードレール(安全装置)条項」は、あからさまな科学技術封鎖であり、保護主義的な行為であると述べました。

 米商務省が発表した半導体法の具体的な規定によると、補助金を受け取った企業が、今後10年間に中国を含む一部の国家と半導体生産能力の拡大などの大きな取引を行う場合、補助金の全額を返還する必要があります。

 汪報道官は関連質問に対して、「米国は自らの覇権を守るため、国家安全保障の概念を絶えず一般化し、輸出規制措置を乱用し、同盟国の利益までも犠牲にして、一部の国に中国を封じ込めるよう強要し、産業チェーンのデカップリングを人為的に推し進めている。これは、市場経済の法則と公平な競争の原則に著しく違反する行為であり、世界経済の回復と発展の重大な障害となる」とした上で、「われわれはこれに断固反対し、米国側に何度も厳正な申し入れを行なってきた。中国は引き続き中国企業の正当で合法的な権益をしっかりと守っていく。抑制や抑圧は中国の発展の歩みを阻むことはできず、中国のハイレベルの科学技術の自立・自強を実現する決意と能力を強めるだけだ」と述べました。(ヒガシ、MN)

ラジオ番組
KANKAN特集