米国には他国が中国と国交樹立する権利を奪う資格はない=外交部

2023-03-20 22:07:01  CRI

 外交部の汪文斌報道官は20日の定例記者会見で、「米国がホンジュラスに対して外交面で圧力を加えたという報道が事実なら、これはまさに『各国が主権に基づいて自ら外交政策を決定する』という米国側の言い方が絵空事であることを物語っている」と強調しました。

 報道によりますと、米国はホンジュラス大統領が中国との国交正常化を希望すると表明した直後、ホンジュラス側に外交的圧力をかけ、決定を撤回するよう説得をもくろんだということです。

 汪報道官はさらに、「世界の181カ国が『一つの中国』の原則を踏まえて中国と国交を樹立した事実は、中国との国交樹立が歴史の発展の大勢と時代の進歩の流れに沿った正しい選択であることを十分に証明している。中国はホンジュラス政府の対中関係発展に関する積極的な態度を歓迎し、平等と相互尊重を基礎にホンジュラスと二国間関係を築き、発展させて行くことを願う」と述べました。

 汪報道官は、「いかなる主権国家にも他国との外交関係の発展を自主的に選択する権利があり、他国にはそれに干渉する権利はない。米国自身、四十数年前に『一つの中国』の原則を認めた上で中国と国交を樹立したのに、他国が中国と国交を樹立し関係を発展させる権利を剥奪し、妨害する資格がどこにあるのか」と強調しました。(MOKU、坂下)

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