北京
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四川料理の麺類といえば日本では担々麺ですが、中国では重慶小麺の方が有名です。第3回中国「重慶小麺」文化祭がこのほど、中国西南部の重慶市大渡口区で開催されました。会場では「1万人が小麺を食べよう」キャンペーンが実施され、熱々の麺が会場の市民の手に届けられると、「ピリ辛でおいしい」と称賛の声が上がりました。
会場では「重慶小麺・重慶製」ブランドのIPイメージキャラクター「渝面侠」がお披露目されました。「渝面侠」は赤色を基調とした伝統的なコスチュームに重慶小麺には欠かせない花椒や唐辛子などの要素をあしらって、「熱くて辛く、パワーたっぷり」という重慶小麺のインパクトを醸し出しています。
今回の文化祭では、重慶小麺の電子商取引(EC)ライブ配信を中心としたオンラインイベントも行われる予定で、中国工商銀行などの金融機関が次々に「小麺一杯一元」イベントを行い、多くの小麺企業も淘宝(タオバオ)、天猫(Tモール)、抖音(ティックトック )などのプラットフォーム上で「重慶小麺文化祭」特別キャンペーンを実施します。
大渡口区では、重慶小面を柱とした、すぐに消費される日用品産業の2022年の売上高が24億3000万元(約471億円)に達したとのことです。(hj、坂下)
体験イベントの会場の様子