＜全人代・政協＞中国は世界の安定と繁栄に知恵と力をささげている＝海外有識者

　海外の有識者らは、北京で開かれている第14期全国人民代表大会第1回会議と中国人民政治協商会議第14期全国委員会第1回会議について、「中国が引き続き平和発展の道を歩み、互恵とウィンウィンの結果を求め、より公正かつ合理的な方向へグローバルガバナンスを推進するという、明確かつ重要なメッセージを世界に伝えている」との見方を示しています。

　イスラム開発銀行のムハンマド・アル・ジャーセル会長は、「世界各国が一刻も早く団結を強化すること、特に世界の平和と安定を維持することが求められている。中国はこの分野で多大な貢献をしている」と指摘しました。その上で、「世界の多くの場所では、依然としてインフラの大幅な改善が必要とされている。特に教育や公衆衛生など、一般の人々の生活に関わる分野での整備が必要だ」と述べ、こうした分野でも中国が他国との協力を強化していくことへの期待を示しました。

　ドイツ経済界のフェリックス・サマビル・シャルフ氏は「中国の繁栄と発展は世界に恩恵をもたらす。ドイツ、ヨーロッパ、そして世界は、中国の質の高い発展に支えられる。中国は私たちの手本であり重要なパートナーである。世界的な重要問題の解決には、中国との協力が欠かせない」と示しました。（朱、謙）