王毅委員 サウジ・イラン北京対話 外交関係正常化合意で閉幕

2023-03-11 12:22:40  CRI

 3月10日、中国共産党中央政治局委員である王毅中央外事活動委員会弁公室主任は北京でサウジアラビアとイランの協議を主宰しました。この協議にはサウジアラビアのアイバン国務大臣兼国家安全保障顧問、イランの外交政策を統括する最高安全保障委員会のシャムハニ事務局長が出席しました。

 王委員は「サウジアラビアとイランは国家間の関係改善のため、中東地域の平和と安定の実現に道を開いた」と述べ、「中国は中東諸国が戦略的自主性を保ち、世界の平和と安定を守ることを支持する」と表明しました。

 アイバン氏とシャルムハニ氏は両国の首脳を代表して習近平主席の再選を祝い、引き続き中国と建設的な対話を展開し、地域の長期的安定を共に守っていきたい考えを示しました。

 中国、サウジ、イランの3カ国が共同声明を発表したほか、サウジアラビアとイランは2カ月以内に外交関係を正常化し、互いの大使館を再開させ、大使の相互派遣を手配するとした上で、2国間関係の強化を検討すると発表しました。(帥、CK)

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