習主席、国交樹立50周年でスペイン国王と祝電を交換

　習近平国家主席は9日、スペインのフェリペ6世国王と中国・スペイン国交樹立50周年を祝う祝電を交換しました。

　習主席はその中で、「中国とスペインは国交樹立以来50年の間、相互尊重、平等互恵の精神を堅持し、友情を深め、協力を促進し、包括的な戦略パートナーシップを構築・発展させ、両国民に目に見える幸福をもたらしてきた」と指摘しました。

　習主席はまた、「中国とスペインの関係発展を非常に重視している。フェリペ6世国王陛下と共に、両国の国交樹立50周年を新たなスタートとして、政治的な相互信頼を固め、互恵協力を拡大し、国民同士の心の結びつきを増進し、両国の友好協力の新たな一ページを一緒に綴り続けていきたい」と強調しました。

　これに対し、フェリペ6世は、「国交樹立以来50年、スペインと中国の関係は安定して順調に発展し、さまざまな分野で協力が進み、国民同士の友情は絶えず深まっている」と述べた上で、「両国は国交樹立50周年を祝うのを契機に、友好交流と実務面での協力を全面的に拡大し、気候変動などの世界的な課題に手を携えて対応していくことを信じている」と表明しました。（藍、坂下）