<政協>中国式現代化建設を着実に推進 質の高い発展に尽力=全国政協委員

2023-03-09 16:40:43  CRI

 中国人民政治協商会議第14期全国委員会第1回会議ではここ数日、全国政協委員が政府活動報告について熱烈な討論が行われています。多くの政協委員がインタビューに応じ、「新しい一年で、中国式現代化建設を着実に推進し、質の高い発展に力を入れ、社会主義現代化国家を全面的に建設するために積極的に提言していく」との考えを示しました。

 全国政協委員を務める姚樹坤中日友好病院元副院長は、政府活動報告の医薬衛生分野について特に関心を示し、「過去5年間、中国政府は医療保障強化の面で大きな取り組みをしてきた。その結果、医療衛生サービス能力が向上し、医療保障制度はほぼ全国民をカバーするようになり、1人当たりの医療保険財政補助金も大幅に向上するなど、国民生活は確実に改善された」と述べました。

 山東省臨沂市蘭陵県代村村民委員会で主任を務める全国政協の王伝喜委員は、「過去5年間は極めて非凡な年月だった。われわれは猛威を振るう新型コロナウイルス感染症や複雑な国際情勢の中でも、経済の安定を保ち、貧困脱却や新型コロナの予防・抑制といった問題に対していずれも大きな勝利を収めた。これは非常に得がたい成果である。今後も農村の質の高い発展に向けて努力を続けていきたい」と話しました。

 エネルギー関連企業「美錦能源」の会長を務める全国政協の姚錦龍委員は、「政府活動報告では、エネルギーインフラの建設強化が打ち出され、われわれの進むべき道がしっかりと定められた。私は今年、水素エネルギー産業のグリーンで質の高い発展の推進に関する案を提出した。今後も産業構造、エネルギー構造の調整を加速し、高エネルギー消費、高排出、低レベルのプロジェクトのやみくもな開発を抑制し、従来の優良産業のハイエンド化、クリーン化を推進し、グリーン・低炭素へのモデル転換に向けて着実に進んでいく」との考えを示しました。

 全国政協委員を務める復旦大学附属産婦人科医院の徐叢剣院長は、「政府活動報告では『良質な医療資源の拡大・普及』が指摘されたが、これは政府の『人民のニーズ』に対する高い関心を示している。医療関係者として、心を込め、よく考え、懸命に実行していきたい。『拡大』については品質保証と制度革新に留意し、『普及』については高度な病院と地域の病院との円滑な連携を保障し、長期的かつ安定した連携メカニズムを形成しなければならない」と述べました。(取材:李陽、校正:MN)

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