<外交部長会見>「一帯一路」は提唱から10年で青写真を現実に変えた

2023-03-07 14:18:56  CRI

 第14期全国人民代表大会第1回会議に参加している秦剛外交部長は7日午前に記者会見を開きました。その中で、「一帯一路」イニシアチブについて記者の質問に答えました。

 秦外交部長は、「『一帯一路」イニシアチブは中国が提起し、各側が共に建設し、世界が享受する質の高い公共財である。その優位性は、高い基準、持続可能性、人々の生活に資することにある。質が高く、実用的であることから、広く歓迎されている」とした上で、「『一帯一路』イニシアチブは提唱から10年で、青写真を現実にし、各国の発展で効果をあげ、人々に利益をもたらした。10年をかけて共同発展の広大な道を切り開き、『国家のランドマーク』『民生プロジェクト』『協力の記念碑』を次々と作り上げた」と示しました。

 また、「『一帯一路」は実務的かつ開放的なイニシアチブであり、共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う原則を堅持している。協力には話し合いが伴い、交流の中では情義を重んじている」と紹介した上で、「他国のイニシアチブについては、イデオロギーによる線引きが行われない限りは、中国はそれを歓迎し、地政学的企みを挟まない限りは、その成果を期待する」と表明しました。

 秦外交部長は回答の最後に、「いわゆる債務の罠というレッテルは、いかにしようとも中国に貼ることはできない」と改めて強調しました。(ヒガシ、謙)

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