<外交部長会見>いかなる国にも台湾問題に干渉する権利はない

2023-03-07 13:48:35  CRI

 第14期全国人民代表大会第1回会議に参加している秦剛外交部長は7日午前に記者会見を開き、国内外の記者からの質問に答えました。

 台湾問題について秦外交部長は、「台湾問題の解決は中国人の問題であり、いかなる外国にも干渉する権利はない。海峡両岸のわれわれが持つ一つの家、その名は中国だ」とした上で、「台湾問題は中国の核心的利益の中の核心であり、中米関係の政治的基礎の中の基礎であり、中米関係において最も超えてはならないレッドラインだ」と強調しました。

 その上で、中国人民は米国に対し、「なぜウクライナ問題では主権の尊重と領土保全を再三強調しながら、台湾問題においては中国の主権と領土保全を尊重しないのか」「なぜロシアへ武器を提供してはならないと要求しながら、長きにわたって『8.17コミュニケ』に違反し、台湾に武器を売却しているのか」「なぜ地域の平和と安定維持を主張しながら、ひそかに『台湾壊滅』なる計画を策定したのか」と問う権利があると主張しました。

 さらに、「『台湾独立』を図る分裂勢力と台湾海峡の平和・安定とは、水と火のように相容れない関係にある。台湾海峡の平和・安定に対する本当の脅威は『台湾独立』分裂勢力であり、よりどころは一つの中国の原則であり、真のガードレールは中米間の3つの共同コミュニケだ」と指摘しました。

 秦外交部長はその上で、「台湾問題をうまく解決できなければ、中米関係の地盤は揺らいでしまう。もし米国が真に台湾海峡の凪を望むなら、『台湾をもって中国を制する』企みをやめ、一つの中国の原則の初心と本義に戻り、中国への政治的約束を厳守し、『台湾独立』勢力に断固反対し、制止すべきだ」と改めて求めました。(ZHL、謙)

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