北京
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第14期全国人民代表大会第1回会議は7日、北京の人民大会堂で第2次全体会議を行いました。国務院の委託を受け、国務委員兼国務院秘書長の肖捷氏が国務院機構改革案に関する説明を行いました。その内容は以下の通りです。
国務院機構改革案の審議要請に関する国務院の議案に基づき、国家金融監督管理総局が組織されます。国家金融監督管理総局は、証券業を除く金融業の監督管理を統一的に担当し、機構、行為、機能、ぞれぞれの監督管理を強化し、金融消費者の権益保護を統一的に計画立てて担当します。また、リスク管理と予防・処置の強化、法律・法規違反行為に対しては法に基づいた調査・処分を行います。なお、国家金融監督管理総局は国務院直属機構となります。
国家金融監督管理総局は、中国銀行保険監督管理委員会を基礎として新たに組織されるもので、中国人民銀行の金融持株会社などの金融グループに対する日常的な監督管理を行う職責、金融消費者保護に関する職責、中国証券監督管理委員会の投資家保護に関する職責は、国家金融監督管理総局に移管されます。今後、中国銀行保険監督管理委員会は存続されません。(オウギ、MI)