<政協>習主席「民営企業や民営企業家は常に身内だとして扱っている」

2023-03-07 22:07:58  CRI

 習近平国家主席は6日に参加した会議で、「われわれは民営企業と民営企業家を常にわれわれの身内として扱い、民営企業が困難にぶつかったときには支援を、戸惑いを覚えたときは指導を行っている」と示しました。

 習主席は、北京の友誼賓館を訪れ、経済界の人士を中心とする中国民主建国会と中華全国工商業連合会の委員による合同会議に参加し、民営経済に対する党および国家の方針と政策を明らかにしました。

 昨年に引き続き今年も会議に参加した習主席を前に、孫東生委員は、「習主席の重要な演説は、民営経済の発展に対する社会の憂慮と民間企業家の懸念を速やかに払拭し、市場の信頼を大いに高め、中国の政治と商業の関係にも歴史的な変化を起こすものとなった」と述べました。

 いかにして民営企業の発展に対する自信を大いに高め、民営経済の質の高い発展を着実に推進するか。方針と政策が鍵となるこれらの課題に対し、習主席は会議で、「二つのいささかもない動揺」「三つの不変」「二つの健全」について言及しました。

 「二つのいささかもない動揺」とは、労働者が生産手段を共有する経済形態である公有制経済をいささかの動揺なく強化し、発展させ、非公有制経済の発展の奨励、支持、指導をいささかの動揺なく堅持することを指します。

 「三つの不変」とは、中国の経済社会の発展における非公有制経済の地位と役割は変わっておらず、また非公有制経済の発展の揺るぎない奨励、支持、指導を行う方針や政策も変わっておらず、非公有制経済の発展のために有利な環境を作り、ビジネスチャンスの創出に尽力する方針と政策も変わっていないことを指します。

 「二つの健全」とは、非公有制経済の健全な発展と非公有制経済人士の健全な成長を指します。

 現在、中国では民営企業の数が2012年末の1085万社から2022年には4700万社以上にまで増加し、10年間で4倍以上になりました。そのうち、国家レベルの専門性を有する新企業の中で、民営企業が占める割合は80%を超えており、上場した民営企業の数は3000社を上回りました。(非、MI)

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