<外交部長会見>中ロ関係は新型国際関係の手本を樹立した

2023-03-07 12:22:02  CRI

 第14期全国人民代表大会第1回会議に参加している秦剛外交部長は7日午前に記者会見を開き、国内外の記者からの質問に答えました。

 中ロ関係について秦外交部長は、「大国の付き合いは、封鎖的で排他的な集団政治であるべきか、それとも胸襟を開いた君子の交わりであるべきか。中国とロシアは戦略的相互信頼を保った善隣友好の付き合い方を見出し、新型国際関係の手本を樹立した」と示しました。

 その上で、「一部の国は冷戦時代の同盟結託のフィルターを通して中ロ関係を見ることに慣れているが、そこに見えるのは逆さまに写った自分の姿でしかない。中ロ関係は同盟せず、対抗せず、第三者を標的としないことを基礎に確立されている。世界のいかなる国の脅威にもならず、いかなる第三者の干渉も挑発も受け付けない」と述べました。

 また、中ロ関係の発展の見通しについて、「中国とロシアが手を携えることで、世界の多様化と国際関係の民主化の原動力が生まれ、世界の戦略的バランスと安定の確かな保障が生まれる。世界が不安定であればあるほど、中ロ関係は着実に前進すべきだ」と強調しました。

 秦外交部長はさらに、「使いやすく、安全で信頼できる通貨があるなら、それは使用されるものだ。国際通貨は一方的な制裁の切り札になるべきではなく、ましてやいじめと脅迫の代名詞になってはならない」と述べました。(ZHL、謙)

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