日本は透明で安全な方法で核汚染水を処理すべき=外交部

2023-03-06 19:00:20  CRI

 報道によりますと、日本の岸田文雄首相は、福島の核汚染水の海洋放出について、今年の春から夏を見込んでいるとして、「福島の復興を実現させるためにも、先送りすることはできない」と述べました。

 これに対し、中国外交部の毛寧報道官は、6日に行われた定例記者会見で、「中国は関連報道に留意し、深刻な懸念を抱いている。中国、韓国、朝鮮、ロシアをはじめとする日本の隣国諸国や太平洋島嶼国はいずれも、日本の核汚染水の海洋放出計画に対して深刻な懸念と断固たる反対を繰り返し表明している。一般的な国際法と国連海洋法条約に基づき、日本側は環境汚染を回避するための措置を講じ、リスクを最小限に抑え、影響を受ける可能性のある国々との十分な協議を行い、情報の透明性を確保し、国際協力を行う義務がある」と述べました。

 毛報道官は、「われわれは、日本が利害関係者および関係する国際機関と十分に協議したうえで、科学的な情報の開示を行い、透明かつ安全な方法で核汚染水を処理するよう改めて強く求める」と表明しました。(RYU、MN)

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