<全人代>中国GDP 5年間の年平均成長率5.2%、2023年は5%前後の目標設定

2023-03-05 11:20:42  CRI

 5日午前に開かれた第14期全国人民代表大会第1回会議の開会式で、李克強総理による政府活動報告が行われました。李総理はその中で、「過去5年間、中国の経済・社会の発展は世界的に注目される大きな成果を収めた。国内総生産(GDP)は121兆元※にまで増加し、5年間の年平均成長率は5.2%だった。10年間で見れば70兆元近く増加し、年平均成長率は6.2%となる。また、過去5年間の中国の貨物輸出入総額は40兆元を突破し、外資誘致と対外投資は世界をリードしている」と述べました。

 李総理はさらに、「今年の中国経済の成長目標は、国内総生産(GDP)の5%前後の成長だ」と示したうえで、都市部の新規雇用を1200万人ほど、都市部の失業率を5.5%前後、消費者物価指数(CPI)の上昇幅を3%前後に抑え、食糧生産量を6500億キロ以上に維持していくことや、化石エネルギーの消費を重点的にコントロールし、生態環境の質の安定した改善を図っていくことなどを目標として打ち出しました。(藍、謙)

 ※1兆元 ≒19.67兆円

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