今年の輸入博　1回目の購買意向が発表

　第6回中国国際輸入博覧会（輸入博）の1回目の購買意向が1日に発表されました。今回購買意向を示したのは主に国家衛生健康委員会購買チームに所属する病院や上海市、浙江省、深セン市の購買チームに関連する企業などで、購買予定の商品は輸入博の6つの展示エリアのすべてをカバーし、26種類の100の商品に及びます。手術ロボットや新エネルギー自動車製造設備、半導体装置などのハイテク製品のほか、市民の消費と密接に関係する生鮮食品やバッグ、アウトドア用品などもあります。

 第1～5回輸入博の累計成約意向額は3400億ドル超

　バイヤーの購買意向の発表は出展者間の需給コミュニケーションを促進し、より正確に「接点」を見つけることを助け、協力・ウィンウィンの新たなビジネスチャンスの発見を支援することを目的としています。輸入博担当者は、今後も引き続きバイヤーのニーズに関する情報を収集・整理して発表していくとし、出展者が関連情報に積極的に注目し、輸入博で新しい成果を披露することを望むと述べました。

　第6回中国国際輸入博覧会は11月5日から10日まで上海で開催される予定です。統計によりますと、第1～5回の輸入博の累計成約意向額は3400億ドルを超えました。（閣、藤井）