中国、昨年秋に収穫の穀物1億6000万トン超を買い付け

2023-03-02 16:37:19  CRI

 

 国家食糧物資備蓄局は1日、昨年秋に収穫した穀物を、現在までに1億6000万トンあまり買い付けたと発表しました。

 中国南部と東北地方では、中生(なかて)と晩生(おくて)の稲の買い付けが順調に進んで2月末までに終了しましたが、華北地方と東北地方では今もトウモロコシと大豆の買い付けのピーク期が続いています。江蘇や安徽、河南、湖北、黒竜江の5省では、最低買い付け価格でもみ米1200万トンを買い、食糧生産農家の利益を保護しました。

 国は今年の中央1号文書で、支援強化を指示し、農家の食糧生産収益の保障メカニズムの健全化を目指すと表明しました。中央1号文書には、政策面において、農家が穀物生産によって現金収入を得る状況と、地方政府が食糧生産に責任を負うメカニズムを健全化し、「地(土地)、技(技術)、利(利益)、義(義務)」の4点に対する措置を講じ、年間の食糧増産を実現することを明記しています。政府が長年にわたって継続してきた食糧生産を安定させ農家に恩恵をもたらす政策ははっきりとした成果を出しており、食糧生産農家は自信と意欲を高めています。(藍、鈴木)

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