コロナの起源問題を利用した政治的操作に断固反対=外交部

2023-03-01 19:32:07  CRI

 外交部の毛寧報道官は1日、新型コロナウイルスの起源に関する米連邦調査局(FBI)の誤った発言について、コロナの起源問題を利用して、いかなる形の政治的操作を行うことにも断固として反対すると指摘しました。

 報道によると、米連邦調査局はこのほど、新型コロナウイルス蔓延の原因として最も可能性が高いのは、武漢の研究所からの流出だという誤った発言を行いました。

 毛報道官はこれを受けて、「中国は世界がコロナウイルスの科学的起源を調査することを一貫して支持し、これに参画している。ウイルスの起源は複雑な科学的問題であり、全世界の科学者たちが協力して研究すべきであって、それによってしか解決しない」と強調した上で、「現在、国際科学界には、米国のフォート・デトリックおよび世界各地の米軍生物基地に対する疑問や懸念などを含めて、世界規模でウイルスの起源を示す手がかりが増えている。米国は科学と事実を尊重し、できるだけ早く世界保健機関(WHO)と協力し、国際的な専門家を自国に招いて起源調査を行い、速やかにオープンかつ透明な調査成果を国際社会と分かち合うべきだ」と指摘しました。

 毛報道官はまた、「米国は科学と事実を尊重し、新型コロナの起源調査問題を政治化することをやめ、政治的および情報的な発生源追求を止め、国際社会の団結したコロナ対策と世界規模のコロナ起源調査への科学的協力を妨害することをやめるよう」と促しました。(TONG、坂下)

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