習国家主席、ベラルーシのルカシェンコ大統領と会談

2023-03-01 22:15:52  CRI

 習近平国家主席は1日、北京の人民大会堂で中国を公式訪問中のベラルーシのルカシェンコ大統領と会談しました。

 習主席はその際「不安定性、不確実性に満ちた国際情勢に直面し、中国はベラルーシと連携し、両国関係のハイレベルで、健全かつ安定した発展を推進したい」との考えを示しました。

 両首脳はまた、ウクライナ危機などについても意見を交換しました。習主席は「ウクライナ問題における中国の立場は一貫しており、明確であって、先ごろ『ウクライナ危機の政治的解決に関する中国の立場』を発表しており、その主眼は和解に向けた交渉を促すことである。政治的解決という方向性を堅持し、一切の冷戦思考を捨てて、各国の安全保障上の合理的な懸念を尊重し、バランスのとれた、効果的且つ持続可能な欧州の安全保障の枠組を構築する必要がある。関係諸国は世界経済を政治化し、道具化することをやめて、停戦し、危機を平和的に解決するために寄与する行動を採らなければならない」と強調しました。

 ルカシェンコ大統領はこれを受けて、「ベラルーシはウクライナ危機の政治的解決に関する中国の立場と主張に完全に賛成し、これを支持する。これは危機の解消にとって重要な意義を持つ」と述べました。

 会談後、両国首脳は『中華人民共和国とベラルーシ共和国の新時代における全天候型の包括的な戦略パートナーシップのさらなる発展に関する共同声明』に調印し、経済貿易、工業、農業、税関、科学技術などの多くの分野における二国間協力文書の調印に立ち会いました。(hj、坂下)

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