米国によるコロナ由来問題の政治化は自らの信望を失墜させるだけ=外交部

2023-02-28 21:59:57  CRI

 外交部の毛寧報道官は28日の定例記者会見で、「米国側が新型コロナウイルスの由来問題を政治化しても、中国に恥をかかせることはできず、かえって自らの信望を失墜させるだけだ」と述べました。

 報道によりますと、米国のバーンズ駐中国大使は最近、「中国側は新型コロナウイルスの由来について、より透明な態度を示すべきだ」と述べました。

 毛報道官は同発言について、「中国は新型コロナウイルスの由来問題について、公開性と透明性を一貫して保ち、国際社会と関連情報とデータを速やかに共有している。中国はこれまで世界保健機関(WHO)の国際専門家グループを何度も自国に招き、新型コロナウイルスの由来問題についての協力を展開してきた唯一の国である。中国がウイルスの由来問題で共有したデータと研究成果は最も多く、世界におけるウイルスの由来の研究に重要な貢献をしてきた。米国こそまさしく、フォート・デトリック実験室と米国が世界各地に設置する軍事生物基地について、国際社会が提起した疑問と懸念に対応すべきだ」と述べました。

 毛報道官はさらに、「バーンズ氏は米国の駐中国大使として、中米関係の改善や両国国民の理解増進に役立つことに多く取り組むべきであり、それと逆行することをするべきではない」と指摘しました。(李陽、鈴木)

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