北京
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中国南東部の江西省カン州市会昌県でこのほど、下校途中の4人の小学生が1人の幼児を救い、交代でこの子を世話しながら、最後には無事に警官に引き渡しました。その後、警官はわざわざ学校を訪れて、この4人の児童に賞状を授与しました。
2月18日午後、下校途中の小学生4人が、2歳くらいの男の子が1人で街を歩いていて、思わず転んでしまった様子を見て急いでかけつけ、幼児を抱き上げてなだめながら、保護者が来るのをその場で一緒に待っていました。
幼児と一緒に保護者を待つ4人の児童
10分ほど経っても、保護者が現れない上、4人は携帯電話も持っておらず警察に連絡できないため、児童たちは幼い子供を警察に届けることにしました。4人は近くの派出所まで、ずっと幼児に付き添って行き、その内の1人は幼児が泣いた時のために、ポテトチップスを買ってあげました。
幼児を連れて派出所に向かう4人
4人は幼児を抱いて派出所に入ると、当直の巡査に事情を説明し、巡査は何とかして保護者に連絡を取り、幼児は無事に母親に引き取られました。
2日後の20日、地元公安局の特別巡査大隊の巡査がこの4人が通う小学校を訪れ、4人の児童に、人助けを自らの喜びとする行為を表彰する栄誉証を授与しました。(朱、坂下)