青島港から北米直行の新航路が多数運航開始

2023-02-28 14:46:02  CRI

 イスラエル船社ZIMのコンテナ船「ZIM SAMMY OFER(ジム・サミー・オフェル)」の初航海式が26日、山東省の青島港の自動化埠頭で行われ、貨物を満載した後、米ヒューストンに向かうことになっています。

△青島港で行われた「ZIM SAMMY OFER」船の就航式 

 「ZIM SAMMY OFER」は、ZIM社が保有している9隻のLNGデュアル燃料エンジン新貨物船の第1号で、米東海岸に寄港する世界初のLNG船でもあります。世界で最も厳しい排出基準を満たし、次世代グリーン船舶・スマート船舶の代表と呼ばれています。同船は全長366メートル、最大積載量は1万5124TEUで、沿線5カ国の11の港に寄港できます。 

 青島港では昨年、28本の航路が新設され、コンテナ輸送量が世界5位に躍進しました。今年1月以降、北米直行の新航路の運航を4本連続で開始し、山東省の港から北米に直行する航路を増やすことに力を入れています。(ZHL、藤井)

 


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