「習近平主席 文化へのまなざし」(7)アモイの至宝

2023-02-28 21:39:39  CRI

 ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国で構成される「BRICS」は2017年9月、中国福建省のアモイ市で首脳会議を開催しました。習近平国家主席はその会議で、かつて仕事していたアモイについて、「景色が秀麗で気候も過ごしやすく、まさに中国の『海上の花園』だ。アモイの小さな島の1つで、『万国の建築博物館』『歴史ある国際的コミュニティ』とも呼ばれるコロンス島(鼓浪嶼)は1カ月前に世界文化遺産に登録され、この街に新たな色合いを添えた」と述べました。

 コロンス島の最大の別荘建築である「八卦楼」は1986年当時、長年にわたり修繕されておらず、ひどく破損していました。アモイ博物館館長がアモイ市副市長を務めていた習主席に「八卦楼」の状況を報告すると、習主席は即座に修復と保護を指示し、この古い建物を救いました。コロンス島の管理者はその後、習主席の指示に従って、「八卦楼」の保護について、単に観光資源と見なすのではなく、「伝統文化の保護」の観点をより強く念頭に置いて全般的に計画し、取り組みを進めてきました。(鵬、鈴木)

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