2022年度中国考古学「十大新発見」の初期評価結果が発表

2023-02-27 13:36:11  CRI

 北京市内で27日午前、「2022年度中国考古学十大新発見を選出するための初期評価の結果が発表されました。最終評価段階に進出した2022年度の新発見は22件です。

 2022年度中国十大考古学新発見のプレゼンテーション活動は、2023年2月初旬に始まりました。候補プロジェクトはいずれも、全国の発掘資格をもつ組織が自ら申請したもので、国家文物局の審査を経て32件の候補が選定されました。さらにプレゼンテーション活動公式事務局の専門家による投票の結果、22件のプロジェクトが最終評価に進みました。

 2022年度全国考古学十大新発見にノミネートされたプロジェクトは以下の通りです。

 (時代順)

 1、湖北省十堰市 学堂梁子遺跡

 2、山東省淄博市臨淄区 趙家徐姚遺跡

 3、河北省張家口市尚義県 四台遺跡

 4、安徽省馬鞍山市含山県 凌家灘遺跡

 5、甘粛省慶陽市 南佐遺跡

 6、山西省興県 碧村遺跡

 7、陝西省西安市 太平遺跡

 8、河南省洛陽市偃師区 二里頭都邑の多重格子状配置

 9、山西省絳県 西呉壁遺跡の殷代墓地

 10、河南省安陽市 殷墟商王陵と周辺遺構

 11、陝西省咸陽市 旬邑西頭遺跡

 12、陝西省西安市 秦漢檪陽城遺跡

 13、雲南省昆明市 晋寧河泊所遺跡

 14、湖南省張家界市 桑植官田遺跡

 15、貴州省貴安新区 大松山墓群

 16、吉林省延辺朝鮮族自治州 琿春古城村寺院遺跡

 17、新疆ウイグル自治区奇台県 唐朝墩古城遺跡

 18、チベット自治区ラサ市 曲水温江多遺跡

 19、河南省開封市 州橋と付近の汴河遺跡

 20、浙江省温州市 朔門古港遺跡

 21、寧夏ホイ族自治区賀蘭山 蘇峪口磁器窯遺跡

 22、山東省済南市 元代張栄家族墓地(ヒガシ 鈴木)

湖南省桑植官田遺跡 桑植官田遺跡で出土した銅器と製錬遺物、石器

雲南省晋寧河泊所遺跡 晋寧河泊所遺跡で出土した官印封泥および私印封泥の一部

山西省興県碧村遺跡 小玉梁石積み建築群敷地の跡

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