中国初の深海・遠海浮体式洋上風力発電施設、南部へ輸送開始

2023-02-27 14:28:13  CRI

 中国初の深海・遠海での浮体式洋上風力発電プラットフォームがこのほど、東部の山東省青島市から南部の広東省珠海市に向かって出発しました。

 この発電プラットフォームは中国の石油・天然ガス大手「中国海洋石油集団」が建造したもので、高さは約35メートル、重さ約4000トンです。中央にある柱を、同距離に離れる3本の柱が囲み、上から見れば「人」という字に見える構造となっています。青島市から珠海市へ約15日かけて輸送された後、海南省文昌市から136キロ離れた海域に運ばれ、海上での石油・天然ガス開発に利用される予定です。世界で初めての、深さ100メートルを超え、陸地から100キロ以上離れた洋上風力発電施設となります。年間発電量は2200万キロワット時に上る見通しです。(鵬、謙)

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