太平洋諸島フォーラム非公式特別首脳会議 閉幕

2023-02-25 17:10:59  CRI

 太平洋諸島フォーラム(PIF)の非公式特別首脳会議が24日、フィジーの町ナンディで閉幕しました。会議では、日本が放出しようとする核汚染水が太平洋の健康と安全に及ぼす潜在的な脅威に強い関心が寄せられました。

 太平洋諸島フォーラムの首脳らは、日本の福島第1原子力発電所の核汚染水の海への放出計画は単純な日本国内の問題ではなく、南太平洋の島国を含む世界に影響を及ぼす重要な事件だとの見方を示しました。現在、日本の関係方面が提供したデータの独立性と検証可能性が満足できるものではないことから、太平洋諸島フォーラム側はすでに何度も日本に核汚染水の海への放出計画を延期するよう呼びかけています。

 今回の会議は「反省、革新と祝賀」をテーマに、2日間の日程で行われました。「ブルーパシフィック大陸のための2050年戦略」の下での団結、気候変動など、地域が関心を持つ議題をめぐって議論され、日本の核汚染水の海への放出問題も会議の重点議題となりました。(ヒガシ CK)

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