習主席夫妻　カンボジア国王・皇太后と会談

　習近平国家主席と彭麗媛夫人は24日、北京市内にある釣魚台国賓館でカンボジアのシハモニ国王とモニニヤット皇太后と会談しました。

　習主席はシハモニ国王とモニニヤット皇太后が健康診断と療養のために北京を訪れたことに歓迎の意を表した上で、「中国とカンボジアは国交樹立以来65年間、国際情勢がどのように変化しようとも、双方の友情は時がたつほどに活気に溢れ、両国関係は国際関係の模範になっている。これは中国の一世代上の指導者らとシハヌーク前国王が育んだ深い友情のたまものだ」と高く評価し、「国王陛下と皇太后陛下は中国の改革と発展を身をもって経験した証人であり、終始中国の発展を気遣う中国人民の良い友人だ」と称賛しました。

　さらに、「カンボジアの『工業発展回廊』の建設を支持し、中国・カンボジア運命共同体の構築に拍車をかけながら、カンボジアの人々により多くの幸せをもたらしていく」と強調しました。

　これに対し、シハモニ国王とモニニヤット皇太后は、中国側の行き届いた手配と配慮に感謝を表し、習主席が打ち出した「一帯一路」イニシアティブと人類運命共同体の構築理念を賞賛した上で、両国の国交樹立65周年を契機に、さまざまな分野での協力と交流を深め、両国の伝統的な友情を代々受け継いでいくことを強調しました。（Lin、坂下）