北京
PM2.577
23/19
中国とロシアの関係を疑問視する米高官の発言を受け、外交部の汪文斌報道官は23日の定例記者会見で「本当に懸念されるのは米国が世界の平和と安定に果たした破壊的な役割だ」として、「米国の覇権政策と好戦的傾向が一日も続く限り、世界は一日も安泰にならない」との考えを示しました。
このほど、米国務省のプライス報道官が「米国は中露が共通のビジョンを持っていることに懸念を示している」と述べたという報道がありました。汪報道官はこれに対し、「中露関係は非同盟、非対抗、第三者を標的としないという基礎の上に構築されており、これは世界の平和と安定を守るための積極的な要素であり、懸念すべきことは何もない。本当に懸念されるのは、米国が世界の平和と安定に果たした破壊的な役割だ」と述べました。(ヒガシ CK)